スタッフブログ
2022年7月

　光タクシー・採用担当の松下でございます。

　内閣府の調査で、仕事をしている高齢者の方に「いつまで仕事を続けたいですか？」と質問したものがございます。

　調査の結果、６５歳まで働きたい、７０歳まで働きたいが同数の１６．６％、７５歳までが７．１％、８０歳までが２．７％、そして全体の４分の１強である２８．１％の方は「働けるうちはいつまでも」とお答えになられております。尚、この調査は平成２６年・・・今から８年前のものなので、現在では全体のパーセンテージはもっと上がっているのではないかと思われます。

　タクシー業界は高齢化が進んでおりまして、６０歳以上の方はもちろん、７０歳以上の運転手さんも大勢みえられます。健康面に気を遣われている方が多く、中には７０歳を越えてもフルタイムで元気に働かれている方もいます。

　とかく定年を過ぎると現役時代と違う仕事を申し付けられたりする職場が多いようでございますが、タクシーの運転手さんは定年後も現役時代と同じ内容の仕事を続けることができます。同じ仕事となれば、もちろん給与の支給基準も現役時代とかわりませんので、健康でありさえすれば、実質定年はないようなものです。

　また、現役時代のようなフルタイムではなく、パートタイムに変更することもできますし、休憩時間も自分で自由に設定ができるため、自分の体調やライフスタイルに合わせて仕事を続けていくことができます。

　そう考えると、「高齢化が進んでいる」と先ほど申しましたが、「年をとっても働き続けられる」と申した方が正鵠を射ているのやもしれまん。

　「働けるうちはいつまでも」と考えられている方は是非、光タクシーの門を叩いていただけると幸いです。

　もっと詳しく話を聞きたいという方が見えられましたら、当サイトの求人ページをご覧いただくか、光タクシーに「タクシーの求人の件でと」お電話くださればと思います。

　今週末は参議院選挙。立候補者の中には「期間限定の消費税減税」のような公約を掲げる方がいますが、正直、共感できません。

　タクシーの料金はタクシー車両に設置されたタクシーメーターに表示されますが、表示される料金は消費税込みの金額。消費税率が変わるとなればタクシーの運賃もかわるわけですが、デジタル時計のようにみえるタクシーメーター、実は時計と違い事業者が自分達で自由にいじれる代物ではないのです。

　タクシーメーターは運賃のもらいすぎや不当な割引を防ぐために指定された業者でないと設定ができないようになっており、設定後は厳重に封印がなされ運賃設定をいじることができないようになっています。また、機械モノゆえ時間と共に誤差等が生じたりする恐れがあるため、年に一回定められた施設でメーターの検査を行う事が義務付けられています。

　なので、メーターの運賃設定を変えるとなると、タクシー一台に対して数万円の費用がかかってきます。冒頭で述べた「期間限定の消費税減税」となると、一度、減税に対応した運賃設定にし、限定期間が過ぎたら運賃設定を戻さなければならないので、二度も多額の出費を強いられることになります。

　「期間限定の消費税減税」によって苦しむ事業者がいる事を忘れないでいただきたい。

文責・運行管理者　碑文谷